企業としての数年後先のビジョン(年商やM&Aの意思など)を設定します。
入力項目
ビジョン
(現状には)企業情報の財務内容(損益)で設定された年商や付加価値などが表示されます。
これに対し”○年後のビジョン”(○には1、3、5、10のいずれか)を設定し、各項目に対して目標を設定します。
目標を設定すると設定年後の株式譲渡と清算の算定が可能となります。
のれん代について
通常は利益の前期を6割、前々期を4割にして、両者を足した値の3倍でのれん代を計算します。
ビジョンの場合は、最終期を単純に3倍した値をのれん代として計上します。
経営者が抱える4つの課題(戦略マップ)
ビジョンを実現するための4つの課題(戦略マップ)を設定します。
財務体質強化 | 財務分析を行い、自社の課題を把握し財務体質の強化(改善)をはかる。 |
売上拡大 | 目標の利益を生み出すための経営戦略はあるか? |
業務プロセスの改善 | ビジョンを実現するにあたり、現在の業務プロセスの改善(見直し)は必要か? |
人材獲得・育成 | ビジョンを実現するために必要な人材は確保・育成しているか? |
経営戦略としてのM&A(買収合併)
経営戦略としてのM&A(買収合併)を設定します。
買収する予定あり
”買収する予定があり”を選択すると【買収を希望する条件】が表示されます。
買収を希望する業種、地域(都道府県)、買収価格上限を設定してください。
医院のM&Aをおこなう際、注力している診療科の有無が重要となるため、業種を”医院”に選択した場合は診療科も選択することができます。
売却または買収の予定ありを選択した企業は、事業承継で出力されるノンネームのマッチングリストに掲載されるM&A候補になります。