2期のセグメント別売上高および前期の付加価値と、業界トップ企業の売上高をもとにSWOT分析を算出します。
その結果をもとに来期の重要度を設定します。

SWOT分析の進め方

事前準備

SWOT分析を利用する際は、事前に設定メニューセグメント管理でセグメントを設定してください。

運用(P/L実績)に2期分のデータを設定

運用(P/L実績)のセグメント別売上・付加価値に前期および前々期の売上と付加価値を設定します。
前 期:月別の売上と付加価値を設定します。
前々期:前期同様に設定するのが最善ですが、決算月に12ヶ月分の合算を設定しても問題ありません。

STEP
1

業界トップ企業の売上を設定し、重要度を相談しながら設定

競合地域の業界トップ企業の売上を設定するとSWOT分析結果を算出します。
その算出内容をもとに代表者とセグメント毎の重要素を設定します。

STEP
2

入力項目

業界トップ企業の売上

顧問先と同じ地域で開業している同業他社で業界1位(または目標とする)の企業のデータを設定します。
自社の売上が業界1位の場合は、第2位の企業のデータを設定します。
※初年度は2期入力ですが、次年度は前期の値が前々期へコピーされます。

他社の売上は上場企業であればEDINETで有価証券報告書で検索できます。未上場会社は企業のホームページや帝国データバンクのTDB企業サーチなどから情報を得る事ができます。

業界トップ企業の売上を設定後、[OT値再計算]のボタンをクリックする事でOTの欄を算定します。

重要度

自社と競合他社の売上をもとに、セグメント別にST要素の売上動向、付加価値重要度、OT要素の市場成長性、相対的シェア率を算定(0または1)し合計点を算出します。

合計点の値が大きい方がより重要度が高いセグメントとなります。
合計点を企業のトップに提示し、重要度を5段階評価(最重要、重要、維持、縮小、撤退)し、企業として注力すべきセグメントを決めます。